HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
ホテル側が選んだ天井クロスも無事に到着して、作業が開始された。



「今夜は徹夜だな…」



「私達も手伝った方が??」



私は現場の作業を邪魔してはいけないと、部屋を出た。



「まぁ―差し入れても持って行こうか」



「はい」




私のミスで業者の作業員達に多大な迷惑を掛けてしまった。



「今度は小早川さんに謝罪だ…羽瀬」



「はい」




私は重い足取りで柾史の後に付いて行く。




「もっとシャキとしろっ!お前のミスだぞ!!羽瀬」



「わかっています…何度も言わないで下さい…」


私は柾史に怒鳴られる度に泣きそうになる。



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