HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
今夜の夕食は柾史の手料理。




「お前、いい男と結婚したな…」



「恭介はいい男だったよ。誰かに捨てられた私を優しく慰めてくれたし」



「それ、俺だろ?俺だってお前のコトを考えて…まぁ、いいよ。それより、食えっ」




「頂きます…」



私は柾史の作ったまったけご飯を一口食べた。




「美味しい…」



「そうか」



柾史は私の表情を伺い、満面の笑みを浮かべる。久し振りに見る柾史の垂れ目の笑顔に鼓動が跳ねた。










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