図書館のカガミ


「あっ……!!

そういえば………!!

私…行かなきゃ!?
先独さんを待たせてたんだった!!!

あのどうもありがとうございましたー!!」



見えない彼女さんのおかげで忘れてたけどふと時計が目にとまり私は慌ててその場を後にして駆け出す。


―――どーゆうことか…わからないけど…香神さんにも掃除のおばちゃんにもきっと関係することなんだ!!


確信こそはないけれど…見えない彼女さんが託した理由も…不明本になった白雪姫の絵本も…その2人に関連していくような気配を感じつつ階段を駆け上がった。
< 198 / 201 >

この作品をシェア

pagetop