俺様陰陽師



「先生、残念ですけど芦屋さんはこのあとわたしと生徒会室に呼び出しを受けてるんです」


 すっと挙手して堂々と告げたのは華波だ。


 教師はおや? っと不思議そうな表情を隠しもせずに華波を見る。


 そして机に置いたままの出席簿にもう一度目を通してうなずいた。


「木崎華波、入試十八位か。このクラスは意外と成績優秀な生徒が集められているな」


「はい、特に芦屋さんは宣誓もしましたし、生徒会も早いうちからと狙っているのではないでしょうか」


「うーん」


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