第2弾しましまパンツマン
「ヒーーっ!!」

突然の声に飛び上がり、青い顔をしたアスうさぎは咄嗟に、でーんにしがみついた。

ふくよかなアスうさぎの胸が、でーんの腕に触れる。


ふわり石鹸の優しい香りと胸の弾力を感じ、でーんは「うわっ、思ってたよりか巨乳やん」と思ったが、暫し心地好い感触に浸っていたいと、口には出さなかった。

「ヴァイオリンの主は、まだ見えてはおらぬようだな」

叫び声を聞きつけ花吉と、しずっちも駆け寄り来賓席を、心配そうにみつめている。

「ヴァイオリン!?……もしかして、修正堂のCMの子?」

アスうさぎは慌てて、でーんから離れ、何事もなかったような涼しい顔で尋ねた。

「CM? はて……!?」


高台から、広場の様子を監察しているスカイランは紅い月を発見するや急ぎ、しましまパンツマンに連絡をとった。

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