来い恋
だが課長から出た言葉は
「それで?」
「え?・・それで・・って」
「それで芽依はどうしたいの?」
・・い・・いま・・芽依って名前で読んだよね・・
それにどうしたいの?っていわれても
「・・どうしたいって?私の質問の答えになってませんが・・・」
「亮輔」
????
「課長じゃなくて亮輔。今は仕事中じゃない。完全なプライベートだよ。
だから俺も君の事を芽依って呼んだ。君も俺のこと名前で呼んで。」
あれあれ?課長なんかキャラ変わってません?
さっきからずっと笑顔だけど何だか怖い・・・休憩室の時と同じ笑顔だ。
しかも名前呼べなんて・・
「あの・・・名前は・・・ハードルが高すぎるんですが・・・」
でも課長はさっきから笑顔を崩さず
「いいから・・・名前で呼ばないと質問には答えないよ」
え~~何?この展開
「な・・名前を言えばちゃんと質問に答えてくれるんですね?」
課長はさっきと変らない笑顔で首を縦に振った。
私は勇気を振り絞って名前を呼んだ。
「りょう・・すけさん」
「もう1回」
「へ?もう1回?なんで・・・」
「ちゃんと言ってないからだよ。りょうとすけのあいだに間があったよ。
合格するまで言ってもらうけど・・・」
絶対キャラ変わってる。
私の知ってる原田課長はもっと紳士的だったはず・・・
まさかこれが素の課長なの?
ってことはマジで合格しないとまずいんだよね・・・
ええい!こうなったら腹くくるしかない
私は意を決し、課長の目をしっかり見ながら名前を呼んだ。
「亮輔さん」
すると課長はニヤリと口角をあげた。
「やればできるじゃん。合格」
そして課長も残りのビールを一気に飲み干した。
「君の質問の答えは簡単だ。・・・君が好きだから・・・
君と結婚したいから。普通に告白してもよかったんだけど
運が良かったのか悪かったのか同じ部署だろ~~周りがうるさそうだしね・・・
でも芽依のお父さんと俺の親父が幼馴染だって知ってたから
そこを利用させてもらった訳」
課長?今なんて言いました?
私の聞き違いでなければ好きとか結婚とか聞こえましたが・・・
「それで?」
「え?・・それで・・って」
「それで芽依はどうしたいの?」
・・い・・いま・・芽依って名前で読んだよね・・
それにどうしたいの?っていわれても
「・・どうしたいって?私の質問の答えになってませんが・・・」
「亮輔」
????
「課長じゃなくて亮輔。今は仕事中じゃない。完全なプライベートだよ。
だから俺も君の事を芽依って呼んだ。君も俺のこと名前で呼んで。」
あれあれ?課長なんかキャラ変わってません?
さっきからずっと笑顔だけど何だか怖い・・・休憩室の時と同じ笑顔だ。
しかも名前呼べなんて・・
「あの・・・名前は・・・ハードルが高すぎるんですが・・・」
でも課長はさっきから笑顔を崩さず
「いいから・・・名前で呼ばないと質問には答えないよ」
え~~何?この展開
「な・・名前を言えばちゃんと質問に答えてくれるんですね?」
課長はさっきと変らない笑顔で首を縦に振った。
私は勇気を振り絞って名前を呼んだ。
「りょう・・すけさん」
「もう1回」
「へ?もう1回?なんで・・・」
「ちゃんと言ってないからだよ。りょうとすけのあいだに間があったよ。
合格するまで言ってもらうけど・・・」
絶対キャラ変わってる。
私の知ってる原田課長はもっと紳士的だったはず・・・
まさかこれが素の課長なの?
ってことはマジで合格しないとまずいんだよね・・・
ええい!こうなったら腹くくるしかない
私は意を決し、課長の目をしっかり見ながら名前を呼んだ。
「亮輔さん」
すると課長はニヤリと口角をあげた。
「やればできるじゃん。合格」
そして課長も残りのビールを一気に飲み干した。
「君の質問の答えは簡単だ。・・・君が好きだから・・・
君と結婚したいから。普通に告白してもよかったんだけど
運が良かったのか悪かったのか同じ部署だろ~~周りがうるさそうだしね・・・
でも芽依のお父さんと俺の親父が幼馴染だって知ってたから
そこを利用させてもらった訳」
課長?今なんて言いました?
私の聞き違いでなければ好きとか結婚とか聞こえましたが・・・