来い恋

お客様は恋愛アドバイザー?

今日は何だか落ち着かない。
その理由は昨日の電話・・・・相手は薫。
『ちょっとーあんた今どこにいるのよ!さっきアパートに行ったら
郵便受けに郵便物がてんこ盛りだし、ねー実家なの?』
すっかり忘れていた。
今、亮輔さんと一緒に暮らしている事を知っているのはお互いの両親のみということを。
薫に正直に言えば好奇心100%、質問漬けにあうこと間違いない。
だからと言って嘘はつけない。相手は薫だもん。
『ねえー。聞いてるの?芽衣?』
「ごめんごめん。聞いてるよ、しっかりとね・・・」
『で?今どこよ』
「今?・・・マ・・マンション」
『え?!マンション・・・買ったの?』
あー駄目だ何か尋問になってきてそのうち言わなくてもいいこと言っちゃいそう!
ええい!いつかばれることだから腹くくるぞ!
「買ったのは半年くらい前で、買ったのは亮輔さんね。で、今一緒に暮してます」
『えええええええ!まじか』
「まじだ」
その途端電話から薫の笑い声が聞こえた。きっと腹抱えて笑ってんだろうなー
笑ってんだろうよ。はー溜息しか出ない。
『次の休みっていつ?』
「明日・・・」
う~~本当にタイミングがよいのか悪いのか・・・
絶対来るんだろうな~~
『わかった。詳しい話は明日、ゆっくり聞くから住所教えて』
やっぱりね・・・来るんだねハハハ
渋々住所を教えると
『なーんあだ。姉ちゃんとこの店からめっちゃ近いじゃん』
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