「夢があるのかぁ。あたしもなんか見つけなきゃな…」



「焦る必要ないよ。あおいんは大学行くんでしょ?そこで見つければいいよ」



「見つかるかなぁ」



綺麗すぎる海を目の前に。


砂浜に座りおしゃべりをする。


贅沢だなぁ。



そう言えばここにはあたしたち以外の人がいない。

こんなに綺麗なのに。


「…実はここ、地元人しか知らない海なんだ。
道が道じゃないから地図にも載ってない」



「そうだったんだ。通りで」



「人が増えたら汚くなるかもしれないし。このまま知られないといいなぁ」



「…あたしもそう思う」



だって本当に…宝石が散りばめられているみたいに綺麗なんだもん。
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