浅葱色に射す一筋の光




  高杉「お取り込み中悪いんだけど…」


 町娘を人質にしてピストル突きつけてる高杉


  土方「……………………………………」


 総司も土方の横に並び、優輝菜を背に隠した


   土方「何がしたい…」


   高杉「優輝菜が欲しい…」


   土方「笑わせるな!!!」


   総司「斬るまで!!!」


   高杉「この娘と引き換えだ…」


 ゾロゾロと長州浪士が現れ、刀を向けてきた…


  優輝菜は土方の前に出て高杉を見ながら言った


  優輝菜「歳…京都守護職…町人を守るのも仕事だよ。今回は全て私の責任で起きたこと…私が…人質になる…

  此処の情報は死んでも渡さない!」


  一歩…また一歩と歩き出す優輝菜。


  優輝菜「総司…私が帰るまで絶対ますく大事に使ってて…」


  総司「ダメだっっっ!!!行くな!」


  優輝菜「碧野翔…敵陣にて情報収集に行って参ります!!!」


  高杉は私を捕らえると町娘を土方に突き飛ばした


 高杉「悪い…手荒な真似はしないつもりだ」


  翔「…ふっ!どうだか…あ…歳!!!

      愛してるから……」


  そして…私は長州側に捕らわれた…






< 125 / 407 >

この作品をシェア

pagetop