浅葱色に射す一筋の光




  その頃、四国屋では


  麻呂「女将さん!!大丈夫?」猿ぐつわを外すと女将さんは話し出した


  女将「女の人が縛って猿ぐつわをするとあっと言う間に優輝菜はん連れてってもぅた」


     スパンッッッ!!!


  麻呂「くそっっっ!!!連れ戻す!」

  晋作「…暫く巣から出して貰えない筈だ」

     麻呂「…乗り込む…」

  晋作「自ら殺されに行くとはな…ガキ」

  麻呂「……五月蝿い!!!じゃ、お前が連れ戻す方法考えろ!!明日…取り戻す!」

  晋作「…頭冷やせ…馬鹿野郎!!!」

    麻呂は一人寂しく眠った……

  麻呂「………優輝菜………何で……。

  絶対連れ戻すからね…無理矢理にでも

   俺のものにしとくべきだった…」

      
  


   ーーーーーーーーーーーーーー 



  
  屯所では…

   布団の中で土方は翔の体に尋問中。

   土方「何で下着無いんだ!!!」

     翔「麻呂に取られた…」

   土方「ちゃんと付けてから寝ろよ!明日はまた総司の奴が起こしに来るからな!」


   翔「もう寝たいんだけど…」


   土方「久々に会ったんだ。寝かせると思うか?」

   
   翔「……………………………………

     久々に帰ったんだ。ゆっくり寝かせてやろうとは思わないのか?」


   土方「……………………………………

        いざ!!!」  


   翔「…いざ!!!じゃねぇ!!!

     聞けーーーーーーーーーー!!! 

  




   ーーーーーーーーーーーーーー




     熱い夜を過ごした二人……




   
  翌朝誰が起こしても翔はクタクタで


      起きなかった




   ーーーーーーーーーーーーーー





 
             
< 143 / 407 >

この作品をシェア

pagetop