浅葱色に射す一筋の光





  優輝菜「はぁ はぁ はぁ はぁ」


  土方「新八と一の組はまだか!!」


  優輝菜「私…もぅ…限界…はぁ はぁ」


  土方「……………………………………」


   優輝菜「と…歳…大…丈夫?」


     土方「ククク…喋るな…」


   坂本「面白い夫婦じゃな…」


      中岡「ケラケラケラケラ」

  優輝菜「笑ってる……場合じゃ…

   ないでしょ…はぁはぁはぁはぁ…」


  土方「何でそんなに息上がってんだ?」


     優輝菜「暑く…ない?」


  土方「体動かして、今調度良い位だ」


  優輝菜「暑…過ぎ…はぁはぁはぁ…」


  土方は一度敵から引き、優輝菜の額に手をふれた


  土方「熱あんじゃねぇか…坂本さんとこ行ってろ」


  優輝菜「まじで? ないよ…

    暑いだけだよ…心配…御無用…」


  土方「俺の士気が下がる!」


  優輝菜「大丈夫……だって……ば!」


  土方が近くにいるからまた銃から刀に切り替えた……


   優輝菜「後…何人…くらい?」


    土方「20ってとこか?」


  優輝菜「はぁはぁはぁはぁはぁ…

   総司!!!大丈夫?生きてる?」


  総司「大丈夫です…何でそんなに

      息きれてるんですか?」


     カキン カキン


  優輝菜「暑…くて…はぁはぁはぁ」


     総司「ぽかりは?」


      カキン カキン


    優輝菜「持って…きてない…」


     土方「こいつ熱あんぞ…」


       カキン カキン


     総司「本当ですか?」


      総司の手が額に…


   優輝菜「あぁ…冷たくて…気持ち…

         いい…はぁはぁ」


  総司「……………………………………」



  土方「総司が発情するから止めろ!喋るな!!!」


   カキン   カキン  カキン


  坂本が優輝菜の腕を掴み、引っ張った


      壁にもたれ掛かると


  坂本「本当じゃ。無理せんと…」


  優輝菜「いえ…大丈夫です…

   今日を生き延びます…そして…

      明日…………寝ます………」




   ーーーーーーーーーーーーーー




  二番組 三番組が到着すると…


 新選組は盛り返し、あっという間に片付いた



    佐々木忠三郎   逃亡


  坂本龍馬 中岡慎太郎 生存確認。




   ーーーーーーーーーーーーーー 



< 276 / 407 >

この作品をシェア

pagetop