浅葱色に射す一筋の光





 夕餉も終わり、部屋を出ようとして

         一度振り返り…

  土方「俺と優輝菜の子だ。

   間違い無く優愛は綺麗になる……

      手を出すな……良いな?」


  平助「合意の下なら?」


  土方「殺す」


  新八「優愛から誘ってきたら?」


  土方「新八……選ばせてやる。

   俺の回し蹴りを食らうか…

  一突きにされるか……どちらが良い?」 


  新八「……………………………………」


  土方「……………………………………」


       
         スッ


  新八「っっっ!!! 回し蹴り!!!」


  土方「良かろう…歯を食いしばれ!!」


  土方は一度後ろを向き

     思いっきり足を振り上げた


    ガッ!  ゴッ!  ンッ!


  隣に座っていた平助と左之を巻き込んで


     足を畳に下ろした

   
  土方「あまり馬鹿な質問するな!

  分かったな……山崎……手当を頼む……」


      失神する3人を見て…
 

   優愛には近付いてはならないことを


      新撰組は学んだ




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