浅葱色に射す一筋の光
土方「まだ……ダメか……虫……」
総司「此処まで来たら、もう無理ですよ……きっと……」
土方「虫嫌いは優愛にも飛んだから
被害は最小限に抑えたいもんだ」
総司「優愛は優輝菜みたいに
吠えないけどね……」
土方「だから危ないんだよ……
優輝菜みたいにギャーギャー言ってれば
飛んで行けるが…
人知れず虫に遭遇し
気を失ったら……ブルブル………
恐ろしいっっっ!!!」
総司「優愛は可愛いからね~~。
屯所の外で気を失ったら……。。。
……………………………………
確かに……危ないっっっ!!!」
土方「だろ?虫嫌いは危ないんだ」
親バカ叔父バカだよね……
優輝菜「優衣は?」
総司「寝てるよ?」
優輝菜「そっか。子供作るなら
少し間開けなよね?
子育ては大変なんだから~~」
優衣は第二子妊娠中
年子は双子並みに大変だろう
総司「ははははは 面目ない」
優輝菜「総司……胸の音聞かせて?」
総司「良いよ?」
ボタンを外そうとしてる総司に
優輝菜「服の上からで良い………」
総司「おいで? 優輝菜…」
ギューーーーー!!!
土方「総司……そこまでしなくて良い」
総司「イヤイヤイヤイヤ…密着しないと聞こえませんから……」
土方「イヤイヤイヤイヤ…優輝菜が耳を
押し当ててるから大丈夫だ。手をどけろ」
スッ カスッ
土方「……………………………………
刀ねぇんだ……まだ慣れねぇな……」
総司「…………寂しいね」
土方「あぁ…………」
ギュッ!
総司「どした?優輝菜…」
優輝菜「懐かしいね……京が……」
土方「あぁ……あの頃が一番楽しかったな」
総司「優輝菜」ギューーーーー!!
土方「おぃおぃ…そこの二人…
いい感じになってんじゃねぇ~よ…
旦那目の前にして浮気とは……
良い度胸だな…」
優輝菜「可愛い弟だよ。
嫉妬深い男は優愛に嫌われてしまえ!」
総司「やっぱり…双子でも違うね…
抱き心地とか…匂いとか…」
優輝菜「そりゃあ、土方菌に
侵されてますから…私」
土方「人を汚い物の様に言うな!!!」