浅葱色に射す一筋の光





  そわそわ落ち着かない翔。

 土方「大丈夫だ。近藤さんも知ってるし、何とかしてくれるだろう。

 それより、じっとしててくれねぇと仕事進まねーんだ。 明日には連れ出してやりてぇんだから…頼む…」

     翔「……はい」

  翔は仕事の邪魔しないように布団を敷き、昼寝を始めた。



  土方「………………………………………」



  クルッと振り向けば、翔は寝てる


  土方「図太い神経の持ち主だな…」


   また筆を走らせ仕事を進める。

  集中して仕事をしていたから夕方になっていた。

  土方が翔を起こそうと後ろを振り向くと

  平助と左之が翔に抱き付いて寝ていた

  土方「…………いつからいたんだ?

    起きろ!! この馬鹿ども!!」

   バコンッ!  バコンッ!  バコンッ!

    土方「起きろって……」

    左之と平助が起きると

 左之「良いな…毎日この光景拝めんのか?」

 平助「羨ましいっっっ!!!」

 土方「景色は確かに素晴らしい。だがこの寝相に慣れるまで大変だった。それに理性を保つのは容易な事じゃねぇ…」


  着乱れた翔の事を見ながら言う。 


 左之「…でも、そこそこやってんだろ?島原も行ってねぇみたいだし…」


   平助「俺も味見したい」


   土方「…あ…あぁ。そうだな」


 左之「やりたいときにやれるなんて、近藤さんより良いご身分だな…」


   土方「ははは…ありがてぇこった」


  左之「しかも、相手は翔。上玉だしな」

  土方「そうだな…」

  左之「この小せぇ胸だけ何とかなりゃ、完璧なんだがな~」フニフニ胸を触る左之。

  土方「っっっ!!! 触るなっ!」

  左之「…恋仲なのか?」

  平助「っっっ!!! 嘘だ!!!」

  土方「ちげーよ。けど、こいつは俺に惚れてる。俺もこいつに惚れてる。だから触るな」

  左之「へぇ~~~~~~~~~」

  平助「ほぉ~~~~~~~~~」

 左之・平助「つぅ~事は…まだ俺にも脈ありだな。 負けねーよ?」

  土方「ほざけ!雑魚ども…ほら、起きろ!!翔!!夜寝れなくなるぞ!!!」

  翔は漸く目覚め、半裸で「おはよ」と言った。 欠伸で潤んだ目、上目遣い、半裸は殺傷能力あり。

  土方、左之、平助「理性 理性 理性 理性 理性 理性 理性 理性 理性 理性」

 
 



  
 
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