浅葱色に射す一筋の光





 左之「お前…少しは自覚を持てよ!

   此処は男しかいねぇんだから…」

 翔「だから私は特効服で寝るって言ったのに…土方が…あっ!!」

 デカい鞄からキャミととた短パン取り出し「これは~?」と着替えて見せた。

  土方「……アホか!! 今すぐ着替えろ」

  翔「楽なのに…それに、こんな格好…未来の男はビクともしないよ?この時代の男はその辺に関して情けない…」

   はぁ~。溜め息をつくと…

  土方「あぁ。その通りだ。」
  と私を組み敷いて熱い接吻をして来た。

  手は胸へ…もう片方の手は私の両手を掴み、抵抗できないようにする。

  土方の下でジタバタするが逃げ出せない

  左之・平助「…やめろよ。土方さん!」

  肩を掴み起きあがらせようとすると

  土方「お前ら部屋から出ろ…」

 低い声で一喝し、左之と平助を追い出した。

  土方「逃げたきゃ自力で逃げてみろ!俺は続ける…」

  翔は、力の限り抵抗してみるが…土方を退かすまでは出来ない。


  絶対泣かない!!! 必死で暴れ、手段を考える。


  私は湘南連合の副総長だ!!!


    頭を使え!! ん? よし!


      私は抵抗を止めた。

  

  
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