浅葱色に射す一筋の光




  翔「左之、平助…出て良いよ…土方と楽しむから」ニコッと微笑んで土方を受け入れる。


  ふふふふふふふふふふふふふふふふ


     見てなさい。土方!!


  翔「歳…私を抱いたら他の女は死んでも抱かせないから…覚悟して…他の女抱いたら、その女を片っ端から殺すっっっ!!! 私を抱いたこと…後悔させてやる!!!」

  土方「よし!契約成立だな…?」

  え? え? 私の計画と違うんじゃね?

  ここで土方は止めるはずだったんだけど。

  土方「俺は…お前を愛してる…」


     翔「え? マジかっ!」


      計画変更!!!


   B案…   B案…   B案…


  土方「お前も真面目に考えろ…俺の事。

   総司じゃなく…俺を選べよ…」

  翔「………まず、順序を追ってですね?」

  土方「今まで島原にも行かず、我慢してきたんだ。 もう無理だ…」

   翔「子供出来たらどうすんの?」

      土方「産めよ」

  翔「じゃ…負け戦はしないと言うこと?」

  土方「お前と子が困らない位の金子は残してから逝く…」

  翔「じゃ、止めとく。父親から愛を貰えないなんて……可哀想だよ…」


  土方「………………………………………」


  翔「私と歳の子なら、絶対可愛いだろうね。 でもどっちに似ても強そう!」


  土方「違いねぇ…」ふっと笑って私にキスをする。

 
  翔「女の子だったら、滅茶苦茶かわいいから…男に犯されちゃうだろうなぁ。

 私は必死で止めに入って殺されて…子供は妊娠しちゃって…好いてもいない子を育てて行くんだね…可哀想…」


    土方「っっっ!!!」


   土方は飛び退いて私を見る…。


  土方「俺は…孫の分まで金残さなきゃなんねぇのか…………………………」

  翔「……そこ?問題…そこなの?」

  土方「……は? 父親としてだな…」

  翔「イヤイヤイヤイヤ。犯されないように守るのが父親だろ!」

  土方「………犯されないように守る?」

  翔「そう! 泣き叫び、嫌がる私達の可愛い可愛い娘が…気持ち悪いデブで不細工の男に触られるの。私も犯されて殺されるの」

  土方「……あってはならねぇ!!そんなのダメだ!!」

  翔「だからさ…父親は必要なの。責任もてないならやめよう?」


  土方「……………………あぁ……」


  翔「でもさ、土方の事、ちゃんと考えてみるから…。真面目に…お互いの気持ちが繋がったら…抱いてね!!」


  土方は目を見開いて私を見るが…


    私をきつく抱き締めた。


  土方「あまり…待てねぇから…」


  翔「分かった」そう言って、初めて土方のキスを受け入れた。。。




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