解けない恋の魔法
『じゃあ、明後日』
「明後日?」
『香西さんが仕事を請け負ってるアパレルメーカー主催でショーがあるんだ。僕も見に行こうと思っていたし、緋雪も一緒に行ってそのとき挨拶しながら返せばいいよ』
そんな忙しそうなときに行って大丈夫だろうかと、疑念を抱いたけれど…。
挨拶程度なら大丈夫だと、納得させられてしまった。
挨拶とお詫びだけして、服を返したらすぐさま立ち去ろう。
そんな所で部外者がウロチョロするなんて、邪魔以外の何物でもないんだから。
迎えた翌々日。
私は午後から時間を作ろうと、朝から張り切って仕事をしていた。
仕事は休めなかったから、香西さんのショーを実際に見る時間は私にはないけれど。
せっかく香西さんに直接会えるチャンスなのだから、仕事の合間に時間を作って会いに行かなくては。
と、思っていたのに、午前中、私のスマホがけたたましく着信を告げる。
画面を見ると、それは宮田さんからだった。
「明後日?」
『香西さんが仕事を請け負ってるアパレルメーカー主催でショーがあるんだ。僕も見に行こうと思っていたし、緋雪も一緒に行ってそのとき挨拶しながら返せばいいよ』
そんな忙しそうなときに行って大丈夫だろうかと、疑念を抱いたけれど…。
挨拶程度なら大丈夫だと、納得させられてしまった。
挨拶とお詫びだけして、服を返したらすぐさま立ち去ろう。
そんな所で部外者がウロチョロするなんて、邪魔以外の何物でもないんだから。
迎えた翌々日。
私は午後から時間を作ろうと、朝から張り切って仕事をしていた。
仕事は休めなかったから、香西さんのショーを実際に見る時間は私にはないけれど。
せっかく香西さんに直接会えるチャンスなのだから、仕事の合間に時間を作って会いに行かなくては。
と、思っていたのに、午前中、私のスマホがけたたましく着信を告げる。
画面を見ると、それは宮田さんからだった。