彼の秘密と彼女の秘密
「...やっぱり話さなくてはいけませんよねぇ。
彼女、静岡に住んでいたんですって。案外近いですよねぇ」
「なぁ...それって彼女も彼女で京都に来た理由があるって事なんじゃねぇ?」
「んー。僕と同じで現実逃避しに京都に来たとしか聞いてないんですよね。
僕、途中で寝ちゃってさ。話途中までしか聞けなかったんですよ」
(凛が他人の前で寝られるやなんて...幼馴染の俺以外初めてやないか?」
凛と嵐は小さい頃から空手等を死ぬ程やらされてきて、
そのせいで殺気や他人が近付くだけで目が覚めてしまうのだ。