彼の秘密と彼女の秘密


「凛...怖いよ...。殺気が...嵐も仲良くしようよ」

「瑠璃ちゃん、このタラシに誤魔化されちゃダメですよ」

「でも...本当に毎日出前とかなの?」

「まぁ...。僕達一緒に住んでいるのですが、2人して料理が全くできないので」

「そんな!!体に悪いですよ!私で良かったら作りに行きますよ!」

「ほんまー!?めちゃくちゃ嬉しいわー!」

「嵐、僕はまだ賛成していませんが」

「どうして?凛も毎日瑠璃ちゃんに会えんねんで?」

「それとこれとは話が別です。どうせ暇人だから、
新しいいいおもちゃ見つけた!位にしか思っていないのでしょう?」

「ひでぇねぇー俺は毎日ちゃんとした飯が食えると思ってだなぁー」

「瑠璃ちゃんの意見を優先するべきでしょう。
僕は家政婦なんかがこなくていいというのは有難い話ですが」

「???どゆこと???」
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