俺様とネコ女
「ニヤつきながら見るな変態」

「ニヤついてないよ」

「変態は否定せずか」

「否めない。でももうコウの身体なんて見慣れてるから」


半裸見ただけでも十分ドキドキするのに、私ってばどんだけ負けず嫌いよ。これ以上何か言われてボロが出る前に、余裕な振りしてソファーに逃げた。


ソファーに座って、炭酸が抜けたビールを片手に、まったりとくつろいでいた。

程なくして、お風呂から出てきたコウを見て、まんまと心臓が忙しくなる。

濡れ髪。無造作に捲り上げたロンTの袖口。スクエア型のメガネ。

全身から、大人の色気。


ドカ、隣に座ったコウと触れた腕に、熱が伝わって、変に意識してしまう。くすぐったいような、じわじわと熱が広まっていくような。
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