俺様とネコ女
「料理作ったの?こころが?」

「言っとくけど、出来ないんじゃないから。しないだけだから」

「いやいや、それ知ってるから。もうこころには何言っても無駄だよね。好きな気持ちは止められないもんね」

もう好きにして。そんな顔をした美咲。いたたまれなくなって白ワインを一気に飲み干した。


「美咲・・・、来いって言われて今かなり嬉しい。あんなコウが本気で好き。もうだめ」


言葉にすると、コウを好きっていう気持ちが、リアルさを増した。

ねぇコウ。飽きたら捨てる?面倒になったら「社内の女と恋愛しない」って言われる?


怖いけど好き。


好きだけど、怖い。
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