俺様とネコ女
「コウ、眠い...」

「寝るな、風呂入れ」


コウと身体を重ねた後、決まって極度の疲労感に襲われる。そっか。気持ちよすぎると体力消耗するんだ。それでこんなに眠いんだ。

服も着たくないし、ベッドから出たくない。まだ裸のままでいる私は、同じく裸のコウにピッタリと寄り添っている。

コウが甘えさせてくれるから。まだ抱きしめてくれてるから。


「一緒に入ろ?でさ。頭と身体洗ってよ」

「何様だよ」

「何様でもいいよ」

「お前先入れ」

「えー」

「洗濯する」


スルリ、離れたコウはベッドに座った。脱ぎ散らかした2人の衣類の中から、自分のボクサーパンツを見つけてはいた。

それから、ふくれっつらの私を放置して、衣類全てを抱えて洗面所へ行ってしまった。


「ちょっと!私はだか!」

私を振り返ってニヤリ。どうやら、甘かったコウは幻だったようだ。
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