俺様とネコ女
私を味わうかのように、たっぷりとキスをする。

むせ返るような甘い匂い。息が苦しくて、身体が熱くて、それを隠せず熱い息を吐く。キスだけで、ダメになる。

雑に服を脱がせるなんて、我慢できないって言われてるよう。「俺を感じろ」なんて、どうしたの?

従順な身体は甘い悲鳴を上げながら溶けて。そんな私に「かわいい」と言う。何度も何度も。

どうしたの?勘違いする。


「綺麗だ」って。心まで溶けてしまいそう。一つになって、しっかりと手を繋がれて。


「ここ」呼吸するみたいに名前を呼ばれて。恍惚に震えれば、しっかりと抱きしめてくれて。何度も何度も欲しがってくれて。

私もうだめだから。


あなたのこと、好きで好きで、どうしようもないから。
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