俺様とネコ女
「もう!秘書っぽい髪型にしてるのに」
髪の毛を派手に掻き乱され、仕方なく髪の毛を解いた。ただトップを少し盛って、後ろで一つに縛っただけの髪型だけど、コウに見られるかもしれない、会うかもしれないと思って、毎朝気合い入れてセットしてるの!
「そっちのほうがお前らしくて好き」
”好き”
心が乱れる。髪型のことを言われただけ。それは百も承知。それでも胸が高ぶって。意識して。重症だな。
そんな私には一切お構いなしに店内へ入っていくコウ。カートをガラガラ押しながら追いかけていくと、カートを押してくれようとする。
「キャラ的にコウはカート押しちゃ駄目でしょ」
「何だそれ」
「似合わないから御遠慮ください。そもそもスーパーが似合ってない」
「・・・・」
「果物売り場が特に違和感だよね。あ、お菓子売り場も。駄菓子コーナーは立ち入り禁止」
「・・・・」
「やっぱ酒コーナーにいて欲しい。でも両手に焼酎持って、どっちがお得が比べたりして欲しくない」
「しねえよ」
おかしな女。と面白そうに笑う姿を見て、密かに胸を小躍りさせた。
髪の毛を派手に掻き乱され、仕方なく髪の毛を解いた。ただトップを少し盛って、後ろで一つに縛っただけの髪型だけど、コウに見られるかもしれない、会うかもしれないと思って、毎朝気合い入れてセットしてるの!
「そっちのほうがお前らしくて好き」
”好き”
心が乱れる。髪型のことを言われただけ。それは百も承知。それでも胸が高ぶって。意識して。重症だな。
そんな私には一切お構いなしに店内へ入っていくコウ。カートをガラガラ押しながら追いかけていくと、カートを押してくれようとする。
「キャラ的にコウはカート押しちゃ駄目でしょ」
「何だそれ」
「似合わないから御遠慮ください。そもそもスーパーが似合ってない」
「・・・・」
「果物売り場が特に違和感だよね。あ、お菓子売り場も。駄菓子コーナーは立ち入り禁止」
「・・・・」
「やっぱ酒コーナーにいて欲しい。でも両手に焼酎持って、どっちがお得が比べたりして欲しくない」
「しねえよ」
おかしな女。と面白そうに笑う姿を見て、密かに胸を小躍りさせた。