俺様とネコ女
泡を滑るボディータオルが、いつの間にか指にチェンジする。コウの手つき、それから瞳に浮かぶ、熱。

「ちょっ・・・と。我慢して」


背中を撫で上げられ、ビクリ、反応する。


「会社の続きは?」

意地悪な笑み。おあずけよ。とつよがると。


猫におあずけ食らったと、おでこに唇が触れた。いつにない優しい仕草に、ドキドキと胸のときめきが大変なことになってきた。


「今度は私が洗ってあげる」


ボディータオルを奪ってゴシゴシ擦る。そうでもしなきゃ、今すぐこの場で襲ってしまう。


「ヤリたい」

「ん、後でね」

「飯食ったらするから」

「えっちなコウくん、かわいい」


おかしな話だけど、予想通りジロリと睨まれ、調子を取り戻してきた。
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