君想い
~土屋くん編~


「土屋くん?
 寒くない?大丈夫?」


ほへっ?!


おきてたの?


いつから…?


冷静に、冷静に。


「大丈夫だよ。
 あれ?起きたの?」


「うん。
 いつの間にか寝てたんだね、私。笑
 なんだか目覚めちゃった。」


「そっか笑」


そう言いながら部屋に入り、
ソファに腰掛けた。


「何飲んでるの?」


そういって、
ソファの上のとこから覗きこむひな。


ちょっとちょっと、
やめてください、お嬢様。


あの、肩からはだけてますよ。


もう、これ耐えろっていう方が
難しいような…。


俺の視線に気付いたのか
赤面してさっと服を直すひな。


もう、食べていいですか?


「ひな!」


俺が呼ぶと、ひなは赤面したまま
こちらを向く。


そして俺はひなに大人のキスをする。






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