見つめられない
「俺って、体だけは頑丈だからさ。

俺にきっと風邪が移ったので。

明日は元気一杯になるよね?

そしたら、どっか連れてってあげてもいいよ。

もし、具合悪くなったら看病してね。」

結局どっちでも明日は一緒にいようってことなんだね、と苦笑いして

今度は私から口付けた。

「二人とも具合悪かったら一緒に大人しく寝てましょうか。」

二人とも真っ赤な顔をして笑った。

まだまだ始まったばかりのことだけど、

これから一緒にすれ違ってた物を埋めて行けたらいいなと思った。
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