LOVEPAIN
「――――えっ」
篤は返す言葉が
見付からないようで、
此処まで引かれると
余計に腹が立ってくる
「おい、これ使え」
そう言って成瀬から手渡されたのは、
携帯は携帯でも
スマートフォンと言う類いのもの
それは、先日成瀬に見せられた、
金融の仕事に使っていた
一般的な携帯電話とは違った
こちらのスマートフォンは、
プライベート用なのだろうか?
それにしても、
科学の進歩は凄いなぁ
その四角の文明の利器を手にして、
戸惑ってしまう
それにしても、
待ち受け画像が綺麗な星空の写真で、
その意外さに
成瀬の方に目を向けてしまう