LOVEPAIN

「その須田君になにされたの?」


成瀬は少し興味が有るのか、
こちらを振り返った




「えっと…。

上履きを隠されるのは日常的にあって、
物を盗られたり隠されたり。

すれ違う時にわざとぶつかって来たり。

あと、スカートめくられたり、
悪口を言われたり。
頭を叩かれたり。

あっ、一度、掃除の時間の時に、
バケツの水をかけられたり!

きっと、須田は私が弱いから虐めの標的にして楽しんでたんですよ」


私がそう憤慨していると、
成瀬と篤はクスクスと笑い出した


それを見て、
不愉快な気持ちになる


人の辛い過去を聞いて
笑うなんて


べつに、笑わす為に自虐的なネタとして話している訳じゃないのに




「笑うなんて、酷くないですか?」


ムッ、として口調が強くなってしまう





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