LOVEPAIN
「大丈夫。
価値とは作りあげるものだと俺は思う。
例えば、このボールペンの値段はいくらだと思う?」
成瀬はボールペンを人指し指と親指で挟み、
立てるように私に見せる
いきなりのこの質問に、
えっ?と思いながらも
考えてみる
そのボールペンは
一見真っ黒だけど、
角度を変えるとうっすらとシルバーのストライプが入っている
先程まで、私はずっとそのボールペンを使っていたが、
握り心地と書き心地は
抜群
見た感じも、
何百円の一般的な物とは違うのが分かる