LOVEPAIN

次に訪れたのは、

化粧品類ばかりがワンフロア全体に広がる、1階



「なんか、俺此処無理。
吐きそう……」


両手一杯に紙袋を持つ成瀬は、

なんとか持ち上げた手の甲で鼻をガードしている



一つ一つは良い香なのかもしれないが、
香水や化粧品のあらゆる匂いが混じって、

頭が痛くなりそうなくらいにこのフロアは臭い


それに、目が痛くなるくらいに黄色い照明が眩い




「あの、私の荷物だし、持ちますよ?」



私も下着や靴の入った紙袋を持っているが、

成瀬よりかは手が空いてる




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