LOVEPAIN
◇
その後、成瀬と百貨店近くのカジュアルウエアのショップに入った
部屋着になりそうなスウェットやロングTシャツや、
靴下やレギンス、
ハンカチ等を大量に買い込んだ
帰りの車の中は、
二人とも疲れているのか自然と無言で、
そんな訳だからか、
気まずさも感じない
次はどこに行くのか?と、
問いかける気力もない
「疲れたんなら寝ててもいいけど。
ま、後、5分くらいで着くんだけど」
少し気だるそうにハンドルを持つその成瀬の姿が、
妙に色っぽく感じた
もう時は、夕方と夜の間のような時間で、
辺りも薄暗い
暗いから、艶っぽくそんな風に感じてしまうのだろうか