LOVEPAIN

「でも、K高校って言ったら、
県下で一番頭いいじゃん!!

なんか、お前もったいないよなぁ~。
この先、スッゴいエリートになれたもしんねぇのに。

人生バラ色?ってやつ」


篤は羨むように
そう口にしている



でも、今の私はそれが腹立だしく感じてしまう



そんないい高校を出ようと、
私には何の意味もない



そして、私以外のK高校の人間には、
この先篤の言うバラ色の人生が訪れる


そんな人間と関わるのは、
今日で最後



「どのみち、うちには大学に行くお金も無ければ、
さっさと就職して働く事に専念したかったから。

それに、この先あなた達に地獄に堕とされようが、
私の人生は元から最悪だったから…。

だから、別に体を売っても構わない」



それは強がりでもなくて、
一晩考えて出た私の結論



もう嘘の世界で
生きていたくない



もしこの先、風俗で働く私を誰かが蔑んでも、

私はそいつに笑い返してやる


だって、そんな私をわざわざ蔑むくらい私に接点が有るのならば、

そいつだって私よりちょっと上の人生を生きてるだけじゃない?


それに、そんな奴に下に見られる謂れなんてない



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