真夜中の魔法使い



「アキ、早く帰らないと。」



なんとか、なんでもないよという顔を装う。
そして、心の中でそっと呪文を唱えた。



「ミユウ、そんな。すぐ治療しないと!」


「はずそうと思ってなかったから大丈夫だよ?
ほら、お家の人が待ってるんじゃない?」



ミユウは両手でアキを押す。


アキも、お兄ちゃんも驚いたような顔をしている。





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