いつの間にか恋してた。
「あーもう!わかった!それなら後でまた1組行けばいいんだろ!!」
「おう♪」
気だるそうな俺に対して賢哉はテンションが高かった。
「じゃあ、俺もう行くから」
やっと賢哉から解放される!
と、思ったが・・・
「そういえば輝星・・・」
歩き出そうとした時また、賢哉が話し出した。
「まだ何かあ・・・」
「さっき西村とすっげぇ顔近付けてなかった?普通あんなに近付けねぇだろ・・・」
・・・それは俺も思った。
いくら何でもあれは近付け過ぎだろ・・・。
まぁ、嫌じゃなかったけど。
「ってかさ、俺。西村と全然話した事ねぇんだけど。」
「まぁ西村自体、あんま男子と喋ってねぇからなぁ」
賢哉と喋ってなくても可笑しくはないだろう。
俺だって西村とちゃんと会話したのがついさっきな訳だし・・・。
「何か俺もちゃんと喋ってみたくなってきたな~」
「話しかければいいじゃん。賢哉一緒のクラスなんだからさ」
「ん~でもなぁ…。嫌われたら嫌じゃん。ほら、西村って男、嫌いっぽいし」
賢哉がこんな事で迷うなんて珍しいな。
いつもならすぐにでも話しかけに行くのにな…
「そんな事で考え込むなんてお前西村のこと好きなのか?」
俺は笑いながら冗談半分で言った。
「ぅ、うるせぇよ///」
なのにそこには顔を少し染めた賢哉の姿があった。
「…ま、まじ…?」
「お前には関係ねぇーよ//」
ま、まさかあの賢哉が恋するなんて…
…正直、笑える。ククク
「いつ好きになったんだよ!!俺きいてねぇぞ?」ニヤニヤ
「お、教える訳ねぇだろっ!!」
「はぁ?俺ら友達だろ~」
なんて言い合いをしてたら、
「またお前らか!!もうすぐ式が始まるぞ!早くしろー」
ガッキーが邪魔した。
あー!!
気に何じゃん!!
ガッキー恨む。
「KYガッキー」
俺はポツリとつぶやいた。
「はぁ!!?お前誰に口聞いて…」
「賢哉、後で聞くからな!ってか、意地でも聞いてやる。」
「あぁわかったよ。」
よし。
列に並ぼ~
え?ガッキー?
なんか後ろで嘆いてたけど放ってきた(笑)
