あの頃の君へ〜eternal love〜
夕陽に照らされた
眩しい商店街を抜けていくと



人通りの多い大きな
交差点に差しかかった。



歩道の信号は赤。俺はそこで脚を止めた。



ふと、



向かい側にあるケーキ屋さんが目に留まり
俺の脳裏に咲夜の出来事が浮かんだ。



それは同棲している彼女の蘭が
突然ベッドの中で発したある言葉だった。



『そうそう。武瑠さん。』



『クリスマスはどこに
連れて行ってくれるの?』



『はぁ!?クリスマス…?』



既に眠りかけていた俺は
その一言で一気に目を覚ました。



それは耳を疑うような発言だった。



なぜなら、この世界で生きる者にとって
クリスマスは絶対に外せない大切な日。



つまり、



1年で最も売り上げを作る事が
できるのがこの2日間だ。
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