あの頃の君へ〜eternal love〜
だが、



彼女はクリスマスに
出勤する気は一切ないという。



理由は単純だ。



それは自分に自信があるから。



他のみんなのように働かずとも



自分だけは絶対にナンバー1を
キープできる能力があるのだと言う。



今年は2人で過ごす
初めてのクリスマス。



だから彼女は俺にも仕事を
休んで欲しいと聞かなかった。



しかし、俺はそれに応じるつもりはない。



しばらく俺の肩を必死に
揺すり続けていた彼女だったが



プツンと何かが途切れかのように
突然口を閉ざした。



初めてのケンカだった。



あれから数日間、彼女とは
まともに会話をしていない。



今日は12月23日。



明日はイブ。明後日はもうクリスマスだ。
< 1,001 / 1,028 >

この作品をシェア

pagetop