あの頃の君へ〜eternal love〜
ふうっと長い溜め息をついて
俺は疲れた身体をソファに沈めた。



電気もつけずに薄暗い天井を
ただぼんやりと見つめて。



『アイツ、どこ行ったんだ?』



ぼそっと独り言を溢して



ケータイを覗き込んでみても
彼女からの連絡は何もなかった。



それどころか、



見覚えのある荷物でさえも
部屋の隅から消えていた。



『ここを出て行ったのか…?』



次第に重くなっていく瞼を擦りながら
俺は彼女のケータイを鳴らし続けた。



だが、電話は一向に繋がらなかった。



いつもなら嬉しそうな声をして
すぐに会話が始まるのに。



俺には全く相手の考えが分からない。



そんな自分にはやっぱり恋愛をする
資格なんてないのだろうか?



気づけば陽は沈み部屋も外も
真っ暗闇に変わっていた。
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