あの頃の君へ〜eternal love〜
『今日はお願いがあって来ました。』



『俺を、、ここで働かせて下さい。』



俺は深く頭を下げて
全身でその思いを伝えた。



『ここじゃ何だから、、
中でゆっくり話さないか?』



『いいんですか?』



『ああ。オープンまで
まだ1時間以上あるから…』



『簡単に面接させて貰えるかな?』



『はい。お願いします。』



綺麗なガラスの扉を開けて
薄暗い通路を抜けると、、



そこには、豪華な内装と青白い
ブラックライトで照らされた
完璧な異空間が広がっていた。



店内に流れる
大音量のユーロビート。



そこへ一歩足を踏み入れると
あまりの非日常さに度肝を抜かれた。
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