あの頃の君へ〜eternal love〜
『この仕事は初めて…?』



『はい…。』



『じゃあ、先に基本的な
お酒の作り方から教えるね。』



『よろしくお願いします。』



俺は軽い会釈をすると、
テーブルを挟んで
彼と向かい合わせで席に座った。



『まずは、こんな感じで
アイスをいれて…』



悠星は、用意されたグラスの中に
トングで掴んだ氷を次々と
素早く落としていった。



『そしたら、グラスの底から大体
指2本分くらいまでお酒を入れる…』



『後は、8割水を入れてマドラーで
かき混ぜれば…これでお酒は完成!』



『どう?簡単でしょ?』



悠星は、揃えた両手のひらを
こちらに向けてニッコリと笑った。
< 233 / 1,028 >

この作品をシェア

pagetop