あの頃の君へ〜eternal love〜
『蓮!お前はむこうで
しばらく待機しててくれるか?』



『分かりました。』



俺は悠星に案内された待機席に
座ると、隣にいた秀吉がすぐに
声を掛けてきた。



『あの…さっきからずっと思って
たんですけど、、』



『蓮さんて、、
すごいモテそうですよねっ!//』



秀吉は俺を見て、
嬉しそうにニコニコと笑った。



『…そんな事ねぇよ。』



一方、俺はと言えば
照れ隠しのつもりで冷たい返事をした。



『あの、、ちょっと恥ずかしい話
なんですけど…//』



『聞いてくれます…?』



『俺、女の子にモテたくて
この仕事を始めたんです。』



秀吉は、少し頬を赤らめて
恥ずかしそうに鼻頭をこすった。
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