あの頃の君へ〜eternal love〜
『なんだそれ!!』



『俺からすれば、お前の方が
よっぽどモテそうだけどな?』



俺は、前髪を掻き上げて
秀吉の横顔を見つめた。



『いやぁ、、もう全っ然!!』



『俺、、今18なんですけど…
学生時代はずっと野球部で
ピッチャーやってたんです。』



『だから、髪型も長年坊主だったし
まるで女の子と接点がなくて…』



『いつしか女の子と話す事が
苦手になっちゃったんです…。』



秀吉はうつむき加減で
少し寂し気に過去を語った。



『へぇ…野球部で坊主か、、』



『って事は、お前…童貞か?』



俺は、クスクス笑いながら
困り顔の秀吉をからかった。
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