あの頃の君へ〜eternal love〜
『ううんっ♡』



『ますます大好きになったよ!!』



『そりゃあ、、』



『ちょっとは傷ついたけどさっ…//』



そう語る芽依の表情には



もうあの暗い霧など
どこにもなかった。



『夢を語る王子しゃまの
姿を見てたらね、、』



『何だかすっごく元気になれたの!!』



『それに、、』



『もっともっと強くなりたいって…』



『だからもう弱音は吐かない!!』



そうして見上げた夜空には、



厚い雲の隙間から
月がちょこんと顔を覗かせていた。



『そっか…!』



『やっと笑ってくれて
俺も元気が出てきたよ。』



『やっぱりお前には…
笑ってる方が似合うな、、』
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