あの頃の君へ〜eternal love〜
ふと時計に目をやると
時刻は8時を過ぎていた。



だが、店内はまだ満席に近い状態だ。



それでも客はひっきりなしに入って来る。



“いらっしゃいませー!!”



瑛斗の元気な声が絶えず入口から響き渡る。



夏希や数名のボーイたちも
バタバタとホールを飛び回り



キッチンには次から次へと
オーダーが入っていった。



売上げはどんどん伸びて
あっという間に100万円台。



薄暗い店内はまるで
真夜中のように活気づいていた。



今の俺は無敵だ。



絶対にここを八王子で1番の店にしてみせる。



そう心に決めた1日だった。



______あれから
あっという間に2ヶ月が過ぎ‥



ある朝、俺はふと大事な事を思い出した。



乙黒さんとのあの約束だ。



今のところ店には何のトラブルもない。



業績も絶好調な上に
スタッフ同士の調和も取れている。
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