あの頃の君へ〜eternal love〜
早朝8時。



仕事を終えた菜々さんに俺から
カウンター越しに声をかけた。



『菜々さん、お疲れ様。』



『鶴見さんもお疲れ様です。』



『今日はお客さんも多かったし
回転も早かったから疲れたでしょ?』



『はい。少しだけ‥』



『でも、接客はだいぶ慣れたので大丈夫です。』



『そっか!』



『これからまたお昼の仕事でしょ?
大変だと思うけど、頑張ってね。』



『はい。ありがとうございます!』



いつものように菜々さんは笑顔を見せて
俺にまで礼儀正しく接してくれた。



でも、最近はそれが何だか
物足りなく感じていた。



きっと俺の中で



彼女にもっと近づきたいという願望が
自然と芽生えていたのかもしれない。



『あのさ、菜々さん。』



『俺の方が少し年上かもしれないけど、
そんなにかしこまらなくていいからね。』
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