あの頃の君へ〜eternal love〜
『そーいえば、アンタ知ってる?』



『ここのお祭りってね、夜には商店街にも
お神輿が来て超賑やかになるんだって!』



『オマケに花火もガンガン上がるみたいよ!』



『へぇー。楽しそうだな!』



『じゃあ、お神輿の後は河川敷に移動して
みんなでゆっくり花火でもやろうぜ!!』



『いいねーっ!決まりっ!!』



すっかり機嫌を良くした夏希は
満面の笑みで白い歯を覗かせた。



やっぱりバカで単純で素直な彼女は
一緒にいて楽しくて空気のような存在だ。



『あーっ!ちょっと、ちょっとー
待ってよー!アンタ歩くの早いってー!』



真っ白なハーフパンツに水色のシャツを着た
俺の背中を夏希が足早に追いかけてくる。



しかし、そんな声など無視をして
俺は一人どんどん先へ進んで行った。



その後を夏希とキャスト達が
ブツブツ何かを言いながら続いて来た。
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