あの頃の君へ〜eternal love〜
『蓮〜!!今日はもう閉店でオッケー!?』



夏希がホールの向こうから
大きな声で俺を呼んだ。



『ああ!今日はこのまま閉めるよ。』



『じゃ、掃除よろしくな!!』



『はいはーい!』



気づけば正午。



最後の客を見送ると店には俺と夏希に
キャスト5名を含めた7人が残っていた。



向こう側では大きなソファを動かして
夏希が隅々まで掃除機をかけてくれている。



俺はといえば、



カウンターの中で電卓を片手に



今日の売り上げやら備品に使った経費の計算で
毎日のように数字ばかり追いかけていた。



最近の俺の仕事は接客よりも
事務仕事がメインになりかけている。
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