あの頃の君へ〜eternal love〜
『それで、まぁ…そのままってゆーか。。』



『今更本名で呼ぶってのも
なんか違和感あるしねぇ…』



『俺はだいぶ前に“武瑠”で
いいって言ったんだけどな!』



『コイツこう見えて意外とシャイでさ
なかなか呼べないらしいんだよねー。』



『ちょっ!辞めてよーっ!!
これからは武瑠って呼ぶってば!』



『ホントかよ!?』



『ホ、ホントだよ!ばかっ!!』



『アッハハハ!!2人とも超ウケるー!!』



俺たちの隣で花恋が突然
お腹を抱えて大笑いした。



いつも無表情で攻撃的で刺々しくて…
それが花恋という女性だった。



でも今の彼女は誰よりも
眩しい笑顔を俺に向けてくれている。



少しは認めてくれたのかもしれない。



そう思ったら何だか急に肩の荷が降りた。



“アハハハハ!!!”



いつの間にかその声に吊られて
今度はみんなが笑い始めた。



まるで一気に花が咲いたみたいに。
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