あの頃の君へ〜eternal love〜
『おいおいおい…』



思わず愚痴をこぼして



俺はすぐに彼女の真横に立つと
買ったばかりのタバコに火を付けた。



横目でチラッと様子を伺うと



今時のギャルメイクに肌は色白、
その全身から強烈な若さが滲み出ていた。



俺はなんとなく
声を掛けてみる事にした。



『ねぇ、君さぁ、未成年でしょ?』



『はっ!?』



ポカンと口を開けて
無表情な顔が上を向いた。



『“は?”じゃねぇーよ。』



『こんな所で未成年が堂々と
タバコ吸ってちゃダメだろ?』



『…んもう。うるさいなー。自分だって
どうせ10代の頃から吸ってんでしょー?』



『それに私、来月にはハタチになるし、
それならもう成人したも同然じゃない?』



『いやいや、まだだろうが!』
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