あの頃の君へ〜eternal love〜
まるで口うるさい
昭和の親父みたいな俺。



そんな俺の話など聞く耳も持たずに



彼女はタバコを片手に
ケータイの画面を見つめていた。



時折、チラチラとこちらに
視線を合わせながらも



指先で画面を器用に操作しながら
何やらブツブツと独り言を呟いている。



『あれっ、確かこれだったかな〜?
いやっ、違うなぁ…。んー。こっち?』



『あっっ!!!!』



『あった!あった!これだー!』



『ちょっとコレ見てっ!
この写真、お兄さんでしょ?』



急に大きな声を出したかと思えば



彼女は俺の顔の前に見覚えのある
ある画像をドンと差し出してきた。



その画像とは、



ホスト時代にやっていた雑誌のモデルで
初めて表紙を飾った時の写真だった。
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